町のみどころ


八幡古表神社(はちまんこひょうじんじゃ)
1400年もの歴史があるといわれる海岸近くにある神社で、4年に一度の放生会(ほうじょうえ)は昼間は海上で行われたのち、夜には八幡古表神社の神舞殿において行われます。   この神社所蔵の国指定重要有形文化財「木造女神騎牛像」は神功皇后の像で、鎌倉時代のものとされています。また毎年8月には、細男舞(くわしおのまい)の御神像に着せる着物を土用干しする「乾衣祭(おいろかし)」も行われています。

放生会(ほうじょうえ)
4年に一度のオリンピックイヤーに行われる、大漁を祈願する仲秋祭です。8月の乾衣祭(おいろかし)の時に行われ、大漁旗で飾られた漁船が御座船、神相撲船を中心に船団を組み、山国川河口より沖へ約4kmを渡御する姿はまさに壮観です。   海上ではニナ貝をはじめ魚介類の放生、餅まき、細男舞・神相撲、神楽等が奉納されます。奈良時代に始まる宇佐放生会に由来するこの神事は、町を代表する伝統行事です。

細男舞・神相撲(くわしおのまい・かみずもう)
4年に一度の放生会の時に行われる伝統芸能です。奈良時代、宇佐神宮(大分県宇佐市)の放生会に古表船を出し、傀儡子(くぐつ・木彫りの操り人形)を操り、細男(くわしお)の伎楽を奏したのが起源とされています。昼間、沖の船の上で一部が演じられ、夜になって神社で1時間半かけて、全部が奉納されます。   土俵を清める神々が登場する「細男舞」の後、まわしを締めた裸の人形を操って「神相撲」が行われます。その際に奉納される47体の傀儡子は大部分が鎌倉時代の作で、国の指定重要有形民俗文化財となっています。

乾衣祭(おいろかし)
毎年8月6、7日に細男舞の御神像を土用干しする行事がお祭りとなったもので、神衣千枚ほどが社殿に広げられます。着物は黒田・細川・小笠原・奥平など代々の中津藩主やその一族が奉納したもので、安土桃山時代から江戸時代にかけて奉納されました。   江戸時代までは直願神社として大名家のものしか奉納が許されていませんでしたが、明治以降は一般の氏子からも自由に奉納されるようになりました。

天仲寺公園(てんちゅうじこうえん)
町のほぼ中心の小高い丘に位置し、町の全方位を望むことができる公園です。四季を通じいろんな花が咲き乱れ、特に桜やツツジが美しいことで評判です。公園内には、展望台、史跡広場、噴水広場、運動広場、憩い広場、遊歩道などがあり、中津藩主・小笠原公三代の墓や、豊前・筑後地域最大規模の天仲寺古墳もあります。   中津出身の幕末の剣豪・島田虎之助が少年時代に毎晩山国川を渡ってここで修行したという記念碑も建っています。

鈴熊山公園(すずくまやま)
自然を楽しみたいなら、「福岡県森林浴百選」に選ばれた鈴熊山公園へどうぞ。周辺の雑木林や竹林に囲まれ、遊歩道や展望広場、憩い広場などを整備しています。   公園内の鈴熊寺には、国指定重要有形文化財の薬師如来座像や巨石に刻まれた涅槃石などがあり、歴史探訪も楽しめます。

金華寺鈴熊寺(きんかざんすずくまでら)
鈴熊山公園内にあり、古義真言宗、高野山金剛峯寺の末寺で、本尊は薬師瑠璃光如来(やくしるりにょらいぞう)です。天平年間にこの地方に疫病が流行した際、聖武天皇の勅命を受けた僧行基が薬師如来座像を刻んで病疫平癒を祈願し、疫病を退散したので、勅命により堂を建立しました。   この像は国指定重要有形文化財で、さらには、十一面観音菩薩座像など多くの仏像や、涅槃絵図なども所蔵しています。